読後感想『ウォール街のランダム・ウォーカー』

本の紹介

投資家のバイブルともいわれる名著らしく、バートン・マルキール博士が50年前に書いたインデックス投資の良さを中心に投資家への心構えを語ってくれる本。古い本だが頻繁に改定され、そのたびに内容も更新されており最新の13版は2020年のコロナショックも踏まえた内容となっている。

ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第13版> 株式投資の不滅の真理 [ バートン・マルキール ]

価格:2970円
(2025/11/29 22:26時点)
感想(5件)

購入の経緯

サラリーマンを辞めて独立した2020年以降、おかげさまで所得税が10%急上昇するラインを超える程度の年収は毎年キープ出来ておりそれなりの貯金も貯まったが、資産運用は新入社員の頃に始めたFXくらいしかやっておらず、NISAの非課税や申告分離課税の20%も活用したくなったため真面目に資産運用に向き合うことにした。インデックス投資が良い、という話は聞きかじっていてYouTubeの動画もたくさん見て投資信託の選び方は理解し購入済みだが、自身の投資握力・投資戦略を万全にするためにも、インフルエンサーっぽい人の話を聞くだけでなく名著と呼ばれる本も読んでみることにした。

感想

内容自体はインデックス投資の歴史や良さを説くものであり、YouTubeなどで情報を仕入れていた自分にとってはあまり目新しさは感じなかった。というよりも巷で言われている投資関連の話はほとんどがアメリカで使い古されたような話、つまり本書や同じく名著とされる『敗者のゲーム』を読んだような人が善意で、もしくはポジショントークで都合が良い部分を引用して我々に伝えてくれているのだと思う。資産運用のメインはインデックス投資で行くんだ、という選択の正しさを理論的に補強してくれる内容になっているため、自分の目的には合っていて読んでよかった。

少し話がずれるが、昨年は「孫子」関連の本を読んだのだが、歴史を越えて、とまでは言えなくても初版より数十年を経てなお名著とよばれるような本には、時代を越えても通用する真理があると思っている。インフルエンサーの話を鵜呑みにして自分で考えることを放棄するよりは、「名著」を読んだ上で現代の知識を踏まえて何が正しいかを自分で考えられるようにするのが目指すべき姿だと思う。

こんな人におすすめ

NISA口座作ったけど「個別株は怖い、投資信託は選び方わからん」という人やとりあえず「オルカン」「S&P500」は買ったけど目論見書は読めと言われても意味わからん、というにお勧め。自分の選択を理論武装出来るのは、自身の心の弱さが足を引っ張る要因となってしまう資産運用において、重要な武器になる(防具といった方が正しいかも)。本書を読んでみれば自分がどうすべきかわかるはず。

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