みなとみらいにはホテルがたくさんありますが、どこに泊まるのが良いのでしょうか。かつてみなとみらいに通勤し、プライベートでも20泊以上した経験からおすすめを考えてみます。
はじめに
前提として「みなとみらいに初めて宿泊する人におすすめを紹介するならどこが良いか」という観点で考えてみます。また私の経験に基づくおすすめなので、まだ泊まったことのないカハラやヒルトンは選択肢に入っていません、大変申し訳ない。今回はみなとみらい駅からも近い以下4つのホテルから考察してみたいと思います。
- 横浜ロイヤルパークホテル
- ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
- 横浜ベイホテル東急
- 三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア
なお、価格帯は一番安いツインの部屋が1室2名で平日朝食付き2.5万円~3万円程度です。もちろん時期や曜日によって大きく変動するとはいえ、全体的にホテルの宿泊価格は随分上がってしまいました。
横浜ロイヤルパークホテル
みなとみらいのシンボル、ランドマークタワーの上層階に入っているホテルです。2025年4月以降は設備メンテナンスのため長期休業に入ってしまうので、今のうちしか行けません。客室層の中でもより上層から、スカイラウンジフロア、クラブフロア、レギュラーフロアとなっており、選び方としては(標高が)高いところがよければスカイラウンジ、高級志向でお酒を飲んでゆっくり語らいたいならクラブフロア、こだわりはなくコスパを取るならレギュラーフロアがおすすめです。朝食は70階レストランシリウスでどの席からも眺望が楽しめるようになっていますが、天気が悪いと何も見えないのでそこだけは覚悟しておきましょう。メニューはラーメンや鯛茶漬け、まぐろ漬け丼などもあり充実しています。
ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
みなとみらいのもう一つのシンボル、ヨット型のホテルです。場所がパシフィコ横浜に最も近いため、イベントなどを目的にみなとみらいを訪れた場合は便利です。部屋は青が基調となっており、窓からは海がよく見えるのと、角度的に観覧車を真横から見ることができ、これはこれで珍しい眺めです。朝食は1階のハーバーキッチンとなり、ホテル全体が海を意識していたデザインになっていることがわかります。朝食はパンの種類が豊富で美味しかったです。
横浜ベイホテル東急
ランドマークタワーとインターコンチエンタルホテルの間に位置するホテルです。建物の形状はそれほど特徴がないものの、ランドマークタワーとインターコンチネンタルホテルの2大ランドマークを見ることが出来るホテルで、これまたみなとらいの代名詞でもある観覧車の目の前でもあります。なお、このホテルだけ記事内の写真がスイートルームなのですが、インバウンド復活前のタイミングだったため有料で部屋をアップグレードしていただいてます。比較資料としてはここだけずるいですがご勘弁を。朝食は2階のカフェトスカで、ホテルで絞っていると思われる100%オレンジジュースが美味しかったです。
三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア
今回紹介する中では最も新しいホテルで、2023年5月開業です。みなとみらい駅直結ではないため少し離れている印象がありますが、駅から徒歩5分と十分近い距離にあります。朝食はフロントと同じ20階にあるエボルタで、他の3ホテルと異なりシェフにオムレツなどの卵料理をオーダーして作ってもらうサービスがないのですが、その分1,000円ほど安くなっています(他が4,000円前後なのに対して3,000円程度)。なお、安いといってもクオリティーが劣るわけではなく、種類も豊富で名物のフレンチトーストが絶品なのに加え、個人的には麻婆豆腐が専門店並みに辛くて衝撃を受けました。癖になる美味しさで行くたびに汗をかきながら食べています。朝食のコスパは最も良い印象です。
結局どこが良いのか
激戦区だけあって正直なところどれも良いホテルで甲乙付け難いです、という無難な締めになってしまうのですが、好みによって選ぶのが良いと思います。
高いところが好き、休業前にランドマークタワーに泊まったという思い出が欲しい⇒横浜ロイヤルパークホテル
パシフィコ目的で来た、ヨット型の建物に泊まってみたい⇒ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
ランドマークタワーもインターコンチも観覧車も部屋から見たい⇒横浜ベイホテル東急
新しいホテルが良い、フレンチトーストが食べたい、朝食に4,000円も出せない⇒三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア
こうして改めて考えてみると横浜ロイヤルパークホテルの長期休業はみなとみらいのホテル事情に大きな影響を与えそうです。私もヒルトンなどの新しいホテルにも泊まった上で、またアップデートしたいと思います。