クラブツーリズムさんの日帰りバスツアーで高遠城に行ってきた話(都内発)

4月6日土曜日、クラブツーリズムさんの日帰りバスツアーで高遠城址公園に行ってきました。高遠城は行き方を調べたこともあったのですが、正直公共交通機関でのアクセスは悪いです。調べた結果は記事の最後に共有しますが、その時の結論は高遠城は後回しにして桜の時期の日帰りツアーに参加する、でした。

移動 都内某所(06:50)⇒高遠城址公園(11:35)

都内某所から出発です。ツアーの出発地は八王子や新宿など何か所かあるので、好きなところから出発するツアーを選んで申し込みます。出発後は途中で談合坂サービスエリアと峠の釜めし本舗おぎのやさんに寄りました。お昼は峠の釜めし弁当をいただきました。

高遠城址公園

団体客用の入場券が手渡され、60分の自由行動です。東日本でも有数の桜の名所と言われる高遠城址公園ですが、この日は「二分咲き」といった感じでした。つぼみがたくさんあり、咲いたらきれいなんだろうなという感想です。高遠城の100名城スタンプは高遠閣の外、出入り口の横に置いてありました。公園内は犬を散歩させている人やビニールシートを引いて花見をしている人、出店などで賑わっていました。桜はコヒガンザクラという種類でこの一帯に多く植えられているが、桜全体としては珍しいそうです。

公園のすぐ近くに高遠湖とダムがあり、見応えがありました。

勝間薬師堂

高遠城址公園からしだれ桜で有名な勝間薬師堂まで、バスで10分ほど移動します。しだれ桜の満開予想はさらに1週間後、ということで樹を見て帰ってきました。景色は綺麗です。また、満開の様子の写真も置いてありましたが、凄かったので実際に見たら壮観なんだろうと思います。

移動 勝間薬師堂(13:15)⇒都内某所(18:00)

途中で八ヶ岳と談合坂サービスエリアで休憩があり、1時間遅れで出発地点に戻ってきました。またツアーの軽食としてあんぱんをいただきました。八ヶ岳SAでソフトクリームが売っているのでお勧めです。私は真っ先にこれを買ってすぐ食べ切りましたが、他の皆さんはバスに持ち込んでいました。この後は渋滞のため予定より1時間遅れで出発地点と同じ都内某所に到着し、日帰りバスツアー終了です。

感想

前述の通り、高遠城のアクセスの悪さに辟易していたので、バスツアーはかなり楽で、ついでに桜も少し楽しめて良かったです。ただし、桜目当てのお客さんはどう思ったんだろう、というのは気になりました。ツアーについては、ガイドさんと運転手さん2名という体制で盤石ですし、座席にはドリンクホルダーやUSBとコンセントがありスマホなどを充電できるようになっており、今風のバスツアーという感じで快適でした。ただ、シートベルトで大きく身動きが取れない中長時間座ることになるので、オフィスワークや電車移動に慣れている私でもお尻が痛くなりました。心配な方はクッションなど持っていくとよいかもしれません。

バスツアーのデメリット

個人的には普段のお城巡り旅行よりかなり楽でよかったのですが、毎回ツアーでいいや、とは言えないデメリットもあります。

  • 日にちを調整できない :申し込んだらやっぱり来週にするとか出来ません。今回、結果論でいうと桜目当てなら1週遅らせるのがベストでしたが、そういう調整は出来ないです。
  • 滞在時間を自由に決められない :今回は高遠城址公園の滞在時間60分でした。園内の桜を見るだけなら十分な時間ですが、周辺には美術館や資料館もあるため、遺構なども含めてゆっくり見たい方には不十分な時間です。もっと見たいと思っても、決められた滞在時間で切り上げないといけません。

公共交通機関でのアクセス

さいごに、前に調べた際の高遠城へのアクセスです。JR飯田線の伊那市駅もしくは伊那北駅からバスで高遠駅に行って15分歩くか、桜の時期はJR中央線の茅野駅から臨時バスで高遠城址公園まで来る2通りがあります。

前者の場合、飯田線はJR東海の管轄なのでエリア跨ぎが発生し、JR東の駅からSuicaで入ってしまうと精算しない限り改札から出られません。首都圏から向かう場合は後者が楽ですが、特急あずさで茅野まで行き、バスに乗り換えることになります。この場合の交通費ですが、結構高いです。

片道7,070円 往復14,140 円

内訳:

 東京⇒茅野 5,650円 (乗車券:3,410円 特急券:2,240円)

 茅野⇒高遠城址公園 1,420円

電車賃はえきねっとのトクだ値でもう安く買くなるかもしれません。ここに当日の昼食代と入園料600円が追加されます。バスツアーがそれら込みで14,400円(旅行保険込み)なので、本数の少ない鉄道・バスの乗換なども考えるとツアーで良い、というのが私の結論でした。