3月9日土曜日、梅まつり開催中の偕楽園に行ってきました。齢70を超えた母も同行しています。
準備
今回2つのチケットを準備しています。
ときわ路パスについてですが、特急に乗る際の乗車券として使える、水戸駅以外にも行きたくなるかもしれない、エリア外からの移動にも対応していて駅での精算や途中下車の必要がない、という理由から茨城県内で使える乗り放題きっぷであるときわ路パスのデジタル版を買いました。現在は購入できないようです。2,180円でした。
偕楽園・好文亭・弘道館セット券は単純に安いというのもありますが、それよりも偕楽園のチケット売り場が混むという事前情報があったので、並ぶ必要のないデジタルチケットを用意しています。
移動 横浜⇒品川(07:43)⇒偕楽園(09:17)
横浜から東海道線で品川に移動し、品川から特急ひたちで偕楽園駅に向かいます。下りの特急は混んでいたため、特急券がチケットレス35%offで買えずチケットレス1,480円でした。偕楽園駅は普段使われていない臨時駅で、2月から3月半ばまでの梅まつりの期間中のみ、東京側から水戸に向かう下り列車が停車します。上り列車は止まりません。
参考情報:通常JR運賃 乗車券2,640円 特急券1,580円
偕楽園
偕楽園駅から目の前の常盤神社の階段を上って少し進むと偕楽園入り口に向かう道との分岐があります。入り口まで徒歩5~10分ほどでしょうか。チケット売り場は既に10人ほど並んでいましたが、デジタルチケットのおかげで待ち時間なしで入場です。園内はまだ満開というほどではないですが、梅がきれいに咲いていました。なお、園内は広大なため全体を見るにはかなり歩くことになります。この日最終的に2万歩以上歩いていたのですが、偕楽園で7,000歩以上は歩いたと思います。
偕楽園 好文亭
偕楽園を作った徳川斉昭公が設計した園内の建物で、偕楽園本園の入場料とは別料金です。2階から園内を見渡せるので、200円をケチらずにセットで見て間違いないと思います。常盤神社側から偕楽園に入ってまっすぐ進むと好文亭があるのですが、私は好文亭の見物を後回しにして大分離れてしまってから引き返しました。偕楽園内はかなり広く表門や吐玉泉に行くと好文亭からは大きく離れてしまうので、先に好文亭を見てから園内を見回って満足したら帰る方がスムーズかと思います。
移動 偕楽園⇒水戸
弘文館(水戸城跡)を見るために水戸駅まで向かいます。常磐線で1駅です。
参考情報:通常JR運賃 乗車券150円
昼食 水戸
駅ビルで納豆天蕎麦を食べました。
弘道館
徳川斉昭公は皆が楽しむ場として偕楽園を、学問をする場として弘道館を作ったそうです。水戸駅から徒歩15分ほどで、水戸城のスタンプもここで押せます。
水戸城跡散策
復元櫓や二の丸跡などを見て回ります。学びの場として建てられた弘道館の周辺だけあってか、中学や高校など学校が多いのが印象的でした。長野の松代城や上田城もですが、お城の跡地には学校が多いです。
夕食
かなり歩いてまだ15時くらいでしたが、老齢の母もいることから水戸駅で休憩したのち、てんまささんで夕食を取って帰ることにしました。あんきもが一番人気らしいですが、あんこうのから揚げが美味しかったです。干し芋の天ぷらなどもありました。てんまささんは近くに地下店舗もあるようなので、予約時は間違えないよう注意が必要です。
移動 水戸(18:27)⇒品川(19:53)⇒横浜
軽くお土産を買って帰りの特急に乗ります。お土産はごまなっとうがかなり美味しかったでおすすめです。かみなりおこしっぽい?味でした。特急券はえきねっとのチケットレス35%offで1,080円で買えました。
参考情報:通常JR運賃 乗車券2,640円 特急券1,580円(チケレス35%off 1,080円)
交通費の考察
ときわ路デジタルパスについては色々語りたいことがあるのですが、25年版?はまた変わっていると思うので長々と語るのは控えます。改札時に一度suicaから運賃を引き落として後でバックする仕組みなので、ちゃんとお金が帰ってくるのか不安です。
さいごに交通費をおさらいしておくと、ときわ路パス2,180円、横浜-取手間往復2,560円で乗車券合計4,740円でした。普通に乗車券を払う場合、横浜-水戸間往復で5,280円、偕楽園-水戸片道150円なので5,430円となり、ときわ路パスが690円お得です。水戸から日立駅など別の駅に遊びに行けていればもっとお得でしたね。
特急券代は私は復路のみ35%offに出来たので往復2,560円でしたが、往復両方とも35%offで買えれば2,160円となります。
※2024/04/26追記 モバイルsuicaでちゃんと返金されてました。返金の連絡はメールできますがモバイルsuicaのトップページに表示されるので、見逃したまま受け取り期限が切れる心配は少ないと思います。
さいごに
記事を書いている時点では日本三名園を全て回った後なのですが、個人的には良い時期に行けたのもあって、偕楽園が一番好きです。圧倒的なスケールを感じます。(なお、後楽園は雨天、兼六園は18年前なので平等な比較ではないです。)
品川から特急で1時間半で、偕楽園駅が営業している時期は駅からも近いですので、まだ行ったことのない方は梅の時期に一度訪れてほしいです。