お得なきっぷ「バースデイきっぷ」と「岡山ワイドパス」で行く四国・岡山旅行(7日目 金刀比羅宮・丸亀城・津山城)

7日目計画:丸亀⇒琴平金刀比羅宮⇒丸亀⇒岡山⇒津山(津山城)⇒岡山

当初計画では金刀比羅宮を見た後は四国を離れ岡山入りする予定でしたが、その前に6日目に行けなかった丸亀城も挟みます。

朝食

宿泊した東横INNの無料朝食です。6時半より2,3分前に行きましたが並んでいました。料理をとって座りますが、すぐに席が埋まります。時間に余裕のない人は早めに並んだ方がよさそうでした。ココイチのスープがあったのと、鶏肉が美味しかったです。今回食べられなかったのですが、丸亀は骨付き鶏が有名なようですね。

移動 丸亀(7:51発)⇒琴平(8:05着)

チェックアウト時にホテルで荷物を預かってもらい、例によってアンパンマン列車の特急南風で琴平に向かいます。「次はことひら、琴平。讃岐のこんぴらさんにお参りの方はこちらでお降りください」というアナウンスが流れ(ちょっと違うかも)、日ごろから全国から人が来ているだろうことが想像でき、また私の母も若いころ来たことがあるそうなので、こうして数百年の間多くの人が訪れ歴史を紡いできた聖地に来ていることに心躍ります。駅舎はJR、琴電ともに味がありました。

参考情報:JR通常運賃 + 自由席特急券880円

金刀比羅宮

階段で有名な金刀比羅宮は、パワースポットでインスタ映えポイントでもあり、海上守護の神様が祭られています。一度は行きたい観光スポットですね。15分ほど歩くと参道=階段が始まります。階段はきついながらも30分程度で本宮まで登れました。奥社はさらに倍くらい階段を上るようです。奥社まで行くなら、食事・休憩込みで往復で4,5時間は見ておくのが良いかなと思いました。ここからまだ丸亀城⇒津山城と移動予定の我々は本宮から駅に引き返します。

移動 琴平(9:34発)⇒丸亀(9:48着)

例によってアンパンマン(以下略

参考情報:JR通常運賃 + 自由席特急券880円

丸亀城

丸亀駅から15分ほど歩くと丸亀城の入り口です。思わず振り返りたくなるほどきついことから「見返り坂」と名前がついたほどの坂がありますが、金刀比羅宮からほぼ休憩なしの状態でもなんとか登り切れました。体力に自信のない方は日を改めることをお勧めします。天守は現存天守12の1つで、単独式となります。ドレスを着て写真を撮っておられるカップルがおられました。スタンプは天守入り口にあります。

丸亀散策

今回の旅で、ホテルの朝食以外でうどんを食べておらず、香川に来たのに讃岐うどんを食べずに帰ることはできない、というわけで麺処綿谷丸亀店さんでうどんを食べました。牛肉ぶっかけが定番のようでした。

食事をとってようやく落ち着いた後はホテルで荷物を回収し丸亀駅に向かいます。駅近くの公園には瀬山登という方の像があり、団扇創りの技術を家中に伝えこんぴら参りのお土産として定番化させて藩の財政に貢献した方だそうです。頭の上には雀が誇らしげに乗っていました。

移動 丸亀(11:36発)⇒坂出(11:45着 11:54発)⇒岡山(12:32着)

ここから岡山に入るので、購入していた岡山ワイドパスを使用します。これは4,200円でtabiwaというアプリで利用でき、岡山にある100名城4つ全て(岡山城、津山城、備中松山城、鬼ノ城)の鉄道最寄り駅が範囲に入ります。

丸亀から岡山へは特急しおかぜがあるのですが、これに乗ると特急乗り放題のバースデイきっぷの範囲から出てしまいます。瀬戸内海を渡り岡山の児島まではバースデイきっぷ、児島⇒岡山の乗車券は岡山ワイドパスがあるのですが、児島からの特急券は追加購入が必要になります。というわけで、ちょうどよい時間にきた予讃線で坂出に向かい、そこから岡山には快速マリンライナーで向かいます。座れる可能性は減りますが、このルートならバースデイきっぷと岡山ワイドパスの組み合わせで追加料金なしで行けます。

参考情報:JR通常運賃1,080円 (区間別計算用参考情報 丸亀⇒児島640円 児島⇒岡山510円)

移動 岡山(13:05発)⇒津山(14:14着)

岡山でホテルに荷物を預けた後、津山に向かいます。快速で1時間、各停では90分というところのようです。津山線終着駅同士のためまず座れます。

参考情報:JR通常運賃1,170円

津山城

駅から20分ほど歩くと津山城到着です。100名城の公式ガイドでは徒歩15分になってますが、それは結構早足な気がします。。津山城は週末の土曜日(24年3月23日)から始まる津山桜まつりの準備中でした。櫓で地元の方にどこから来たのかと聞かれ、歓迎ムードを感じましたが、これから岡山に帰るというとがっかりされました。津山はホルモンなどグルメも有名なようなので、宿泊しても楽しめると思われます。

石垣にはハート石という、意中の人と2人で触れると幸せになる?という設定の石がありました。2人でここまで来てこの石を一緒に触れるという時点で結構良い仲と思われます。スタンプは櫓の入り口にありました。

移動 津山(16:37発)⇒岡山(18:03着)

夫婦で信長の野望 出陣という位置情報ゲームをやっているのですが、13時~16時までメンテナンスだったため、16時まで津山城に待機していました。この日の朝は雪が降っていたというほど津山は寒く、完全に冷え切ってしまいます。冷えた体で岡山に戻り、本日の移動はここまでとなります。

この人の岡山での交通費についてですが、岡山ワイドパスの3日間4,200円に対し、岡山入り1日目で児島⇒岡山と津山⇐⇒岡山の往復で合計2,850円でした。あと2日あると考えると岡山ワイドパスも四国のバースデイきっぷ同様、お買い得な切符と言えそうです。

参考情報:JR通常運賃1,170円

宿泊(岡山)

宿泊は1日目にも泊まった三井ガーデンホテル岡山さんです。今回は朝食もとれるので楽しみです。夕食は岡山の街に食べに行きます。とはいえ小雨が降っており寒いのでそそくさとすぐに入れそうなお店に入りました。個室バル 本町ぐるバル酒場 GURUBARUさんというお店ですが、店の奥には団体さんがいらっしゃったようですが通された席は落ち着いており、また料理も美味しく店員さんも優しくて満足でした。

この日はこんぴらさんと丸亀城というそこそこの難所と、翌日は現存天守唯一の山城である備中松山城に向かうというハードな日が続きます。備中松山城へはタクシーを使うので、この日予約するつもりだったのですが、津山で身体が冷え切ったこともあり体調が心配だったので、翌朝の様子を見て決めることにしました。