平泉と多賀城に仙台から行ってきた話

仙台旅行2日目は平泉と仙台近くの多賀城に行ってきました。

平泉アクセス(実例)

仙台(9:35発)⇒一ノ関(10:06着 10:15発)⇒平泉(10:23着)

中尊寺金色堂などの世界遺産が有名な平泉は、新幹線停車駅の一ノ関から在来線で2駅で、仙台からは乗り継ぎ次第ですが片道1時間以内で行けます。平泉からはるんるんという周遊バスが30分毎に出ているため、毛越寺や中尊寺といった定番スポットは車なしで回れます。

平泉散策

まず今回訪れたのは以下です。

  • 観自在王院跡(世界遺産構成資産)
  • 毛越寺(世界遺産構成資産)
  • 中尊寺(世界遺産構成資産)
  • 高館義経堂
  • 無量光院跡(世界遺産構成資産)
  • 道の駅平泉

観自在王院跡は毛越寺と隣接しており、平泉駅からも徒歩7分ほどなので、バスでも行けますが待ち時間によっては歩いたほうが早いです。人がほぼいなかったのでゆっくりと見ることが出来ました。とはいえ15分もあれば十分な気がします。

毛越寺は観光客で賑わっていおり、庭園の池の周りを一周すると出口につきます。入り口付近に宝物館があるので、見たい方は池を1周する前に行っておくのが良さそうです。所要時間30分ほどでしたが、宝物館や鐘つきも体験できるようなので、じっくる見るなら1時間というところでしょう。

毛越寺からはバスで中尊寺に向かいます。途中、悠久の湯と世界遺産センターバス停を通り過ぎています。中尊寺の最大の見所で唯一拝観料が必要な金色堂は撮影禁止です。バス停から奥までは少し歩きますが、途中休憩できる場所も多いので、山城ほどの大変さはなく、お年寄りもたくさん観光されていました。所要時間はお土産購入や休憩含めて90分ほどでした。

バスで高館義経堂に向かいます。義経最期の地で、松尾芭蕉が「夏草や兵どもが夢の跡」という有名な句を詠んだ地でもあります。バス停からは階段を上りますが、見るところは多くないので30分後のバスに乗れます。

無量光院跡にバスで向かいますが歩いても10分かからないと思われます。平等院鳳凰堂を模していたそうですが、建物がないためあまりイメージ出来ませんでした。静かで良いところだったため、座って休憩し30分後のバスに乗りました。

東北本線の時間まで余裕があったため、平泉駅の前にバスで道の駅で下車してお土産を買いました。平泉駅に戻って一ノ関経由で仙台に戻ります。

多賀城アクセス

仙台から国府多賀城駅は15分ほどですが、私が行ったときはダイヤが大幅に乱れており30分ほどかかりました。駅から多賀城跡までは歩いて15分程度で南門が見えてきます。

多賀城散策

南門の近くを通って南側から政庁跡を抜けてスタンプを押しに管理事務所に向かいます。スタンプは外に置いてあるので24時間押せるため、翌日の雨予報もあって夕方から来たのですが、電車の遅れなどもあって18時前になってしまいました。

多賀城跡は政庁跡や正面の通りなど大変歩きやすく、南門が見栄えがしており、防衛用の軍事施設というよりは政治・儀式の場としての色を強く感じました。現在の整備工事が終われば立派な観光地が出来そうで期待しております。

夕食

1泊目と2泊目で違うホテルを予約していたので、チェックインして夕食です。広瀬通の焼き鳥と宮城の旨いもの晴れの日さんで刺身盛り合わせや焼き鳥をいただきました。お店が地下なので入るとき若干警戒しましたが、店員さんは親切で、料理もどれも美味しくリーズナブルでした。

さいごに

平泉は一度行ってみたかったので、満足しましたがやはり私は戦国時代とお城が好きだと再認識しました(笑)。岩手の観光地にしては交通の便が良いのでペーパードライバーの自分にはありがたいです。

多賀城は整備の真っ最中のようですが、完成が楽しみになる雅な雰囲気のあるお城でした。石垣で囲われた実戦的な城とはまた違った良さを感じました。

3日目は雨予報もあって、周遊バスのるーぷる仙台で青葉城など仙台市内を観光して帰る予定です。