金沢市内1日フリー乗車券で市内を観光した話(ひがし・西・主計町茶屋街/金沢城/兼六園/武家屋敷)

6月16日(日)石川旅行2日目、福井の一乗谷と丸岡城に行きたいところでしたが雨が降ったりやんだりの予想だったため、金沢市内をゆっくり観光することにしました。

使用するきっぷ

金沢市内を観光するにあたり、バスを最大限活用するため金沢市内1日フリー乗車券を使います。私はのりまっし金沢のアプリでデジタル版を購入しましたが紙のチケットも販売されています。このフリー乗車券で主な観光地を回る城下まち金沢周遊バスはもちろん、エリア内の路線バスにも利用可能です。周遊バスは平日は右回りしかないため、路線バスも使えるとダイヤ的にも移動ルート的にも便利です。土日は周遊バスの左回りも運行され、両ルートとも15分毎にあるので大変便利なのですが、それでもちょっとした移動で路線バスを使う機会はありました。

金沢城

ホテルのすぐ近く、前日の夜にライトアップされている堀を見たときに通れなかった大手門から入ります。

進んでいくと2010年に復元工事が完了した河北門があり、通ると兼六園側に抜ける石川門が見えています。兼六園にはこの後行くのですが、その前に二の丸や本丸を回りたいため、内堀をぐるっと回って二の丸に入ることとしました。

二の丸には金沢城のシンボルともいえる菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓があります。中の見物には入館料が必要で、兼六園とのセット券も売っています。100名城スタンプもここで押せました。ここから三十間長屋を見て、本丸に向かいます。本丸は森になっていました。

本丸の森を抜けると重要文化財の鶴丸倉庫があり、三の丸広場に抜けることが出来ます。三の丸広場には河北門と石川門があるので、1周してきたことになります。

石川門を通って兼六園に向かいます。金沢城の滞在時間は80分ほどでした。

兼六園

石川門のすぐ近くに兼六園の桂坂口があるのですが、チケット購入の長蛇の列が出来ていました。金沢城でセット券を買っていたためそのまま入れましたが、門の周りも外国人観光客らでごった返していたため、チケットを持っていない場合は別の入り口から入る方がよいかもしれません。兼六園の所要時間は40分ほどでした。

主計町茶屋街・ひがし茶屋街

バスで主計町茶屋街とひがし茶屋街に行きました。ひがし茶屋街では金沢プリンと加賀棒茶のセットをいただきました。

武家屋敷

周遊バスで半周して香林坊から武家屋敷に歩きました。風情のある街並みで良かったです。

西茶屋街

バスで西茶屋街に移動します。ここでは少し金箔が控えめな金箔ソフトと加賀棒茶(2回目)をいただきました。近くの忍者寺こと妙立寺もこの近くなのですが、建物内の見物は予約制のため境内を少し見てホテルに移動しました。

夕食

2泊目は駅前のホテル金沢で、夕食はのどぐろのコースです。ドリンクメニューに日本酒がなかったのですが、聞いてみたら天狗舞を出していただきました。他のお客さんが飲んでいた加賀鳶も欲しかったのですが、切れてしまったそうです。のどぐろの塩焼きは脂がのっていて美味しく、のどぐろの釜めしもあってボリューム的にも大満足でした。

食後に金沢駅のお土産屋さんで色々購入し二日目終了です。猫型にくり抜けるバームクーヘンを売っているお店のお姉さんの会話スキルが高く、色々買ってしまいました。他にも職場などへのお土産としてきんつばや金城巻なども購入しています。

さいごに

金沢城は河北門や鼠多門など復旧工事がどんどん進んで完成しており、また今後二の丸御殿の復元計画もありますので、今後のさらなる発展も期待されるお城でした。金沢は料理もおいしく観光もしやすく好印象ですが、今回石川門や鼠多門側から入れる城のライトアップも見損ねたし、21世紀美術館や石川県立美術館も見ていないなどやり残しもあるので、今から再訪が楽しみです。

最終日は富山⇒東京の18時ごろの新幹線チケット(30%off)を買っているので、その前に高岡と富山を観光する予定です。