白石城と山形城に仙台から行ってきた話

2024年5月18日~20日、仙台2泊3日旅行にびゅうトラベルのダイナミックレールパックで行ってきました。1日目は朝に仙台到着後、白石城と山形城に向かいます。

白石城アクセス(実例)

仙台(10:20)⇒白石(11:08)⇒徒歩

新幹線で朝9時40ごろに仙台駅に到着し、ホテルに荷物を預けたところから出発です。10時20分の東北本線で白石駅に向かい、駅から白石城天守までは歩いて20分ほどでした。白石駅の隣にはファミリーマートもありました。

白石城散策

片倉小十郎の城、ということでお土産屋さんはかなり小十郎推しでした。小十郎に特化したお店というのも珍しいので、ファンの方にはありがたいと思われます。また、伊達家・片倉家とゆかりの深い真田家についても城内の資料でふれており、グッズも扱われています。これは真田信繁(幸村)が大坂夏の陣の際に自身の娘を敵方の片倉重長に託して落ち延びさせ、子孫が白石で生き延びたことに由来するものです。

天守からは四方の眺望を楽しむことが出来ますが、外の公園に銅像が見えたので外に出て向かったところ、力士像が立っていました。大砲という白石出身の横綱だそうです。

天守と周辺の散策、お土産屋さんを見て駅に戻ります。駅を出てから戻るまでは70分ほどでしたが、温麺やアイスなど他にも心惹かれる要素はたくさんあったため、もう少し余裕を見たほうが良いと思われます。有名な(?)宮城蔵王キツネ村へも白石からバスが出ているようですので、新幹線駅の白石蔵王や白石周辺での宿泊も良さそうでした。

山形城アクセス(実例)

白石(12:19)⇒仙台(13:08)⇒(高速バス)⇒山形⇒徒歩

仙台に戻り、バスで山形に向かいます。電車なら仙山線でいけるのですが、100分ほどかかる上に1時間に1本もない一方で、高速バスであれば1時間に3本以上ある上に70分程度で山形駅に行けます。今回は時間の余裕がないためバスにしましたが、小さな旅ホリデーパスなどのおとくなきっぷをうまく使えば電車の方が安くなります。

バスは往復チケット(2枚つづり回数券)がバス車内でも購入できるので、片道1000円が往復1800円になります。

山形駅前からは山形城まで徒歩10分ほどでした。

山形城散策

山形城の二の丸南大手門からお堀を見て城内に入り、整備中の本丸跡に向かいました。二の丸から本丸へは一文字門大手橋から門をくぐって通って入ります。本丸跡では土塀がきれいに整備されていました。東日本の城には門周辺のみ石垣で覆い、そのほかは土塀、という構成が多いそうです。

東大手門には櫓と有名な最上義光公の像があります。100名城スタンプも東大手門櫓内で押すことが出来ます。最上義光公の像は直江兼続率いる上杉群との合戦時の姿をイメージしたものらしいですが、躍動感があり非常に格好良いです。像は40年前に作成されたもので、3トンの重さを馬の後ろ足2本で支えていますが、東日本大震災でも壊れなかったすごい技術の結晶です。

東大手門から出るとすぐに最上義光歴史館があり、外には最上義光公の銅像、中では最上義光公の兜が展示してありました。歴史館の見学も含めて所要時間は2時間ほどでした。

夕食

バスで仙台に戻ってホテルにチェックイン後、夕食です。ホテルの近くにあった利久さんにいきました。利久さんには松島でもお世話になっていますが、お得な晩酌セットもあり大変満足できました。

さいごに

仙台は日本三景・松島に行くために訪れたことがあり、2年ぶりの訪問でした。今回は初日から仙台市内から少し足を延ばして山形や白石など他の地域へいきましたが、2か所とも城以外の観光名所もあるので近いうちに再び来訪したいです。山形は米沢と山寺(立石寺)、白石は宮城蔵王キツネ村、また両地域の間として蔵王の御釜などが気になっています。

2日目は新幹線に乗って平泉に向かう予定です。