福島2日目は喜多方で朝ラーして夕方の郡山発新幹線の時間まで会津若松市内を散策予定です。1番の目当ては鶴ヶ城こと会津若松城ですが、会津若松は見どころが多そうなので周遊バスで1周します。
朝食 喜多方ラーメン
ホテルをチェックアウトして会津若松に向かう前に、せっかくの喜多方宿泊なのでラーメンを食べに行きます。土日に朝7時からだと坂内食堂さんとあじ庵食堂さんが営業されていたのですが、より喜多方駅に近く、また坂内食堂さんは一応鈴鹿店に行ったことがあるので、あじ庵食堂さんを選択しました。有名人のサインも多く飾ってある人気店で、朝から車もたくさん止まっていて5分ほど待って店内には入れました。一番人気の山葵塩ラーメンを注文し、お味はしじみ出汁でさっぱりしているところにわさびの風味が加わり、いくらでも食べられそうな美味しさでした。
移動 喜多方(8:31発)⇒会津若松(8:47着)
喜多方から会津若松へ向かいます。朝時点では定刻通りでした。
会津若松散策 出発前準備
散策開始前に、5時間ほど会津若松に滞在するので荷物を軽くします。駅を出てすぐ左にコインロッカーがあり、朝9時前ですがまだまだ空き数には余裕がありました。なお、コインロッカーの場所は事前にecbo cloakさんで調べてあり、仮にこのロッカーがいっぱいでも他にもまだあるのであきらめず探してみてください。
駅から城へは巡回バスで回ります。左回りがハイカラさん、右回りがあかべぇでハイカラさんにはこの日1日お世話になる予定だったので、スマホのRYDEというアプリで1日乗車券を買いました。時刻表や1日乗車券の詳細は公式HPをご覧ください。30分に一本あるので、とりあえずハイカラさんかあかべぇか好きな方に乗り続ければ1周して駅に帰ってこれます。
鶴ヶ城
最初にハイカラさんで会津若松城=鶴ヶ城に向かいます。会津若松城の名は国の史跡に登録されたときに当時の文科省が地名+城で登録し、一方鶴ヶ城の名は天守閣を建てた蒲生氏郷公が付けたそうです。天守は戊辰戦争でぼろぼろになったまま破却されてしまっために、今の天守は昭和の復元天守ですが赤瓦と走長屋が印象的で大変美しいです。
天守閣への入場券はアソビューで天守閣と茶室麟閣のセット券を購入しました。中は博物館になっていて、ルート案内も丁寧で通行しやすいようになっています。1階出口付近のお土産さんから走長屋の中も通行できますので、ぜひ通ってきてください。途中には蒲生氏郷公のパネルや狭間から鉄砲を構えた足軽さんもいらっしゃいます。
天守閣を見物した後は茶室麟閣を見物したあと、堀や石垣を見ながらハイカラさん乗り場に戻ります。鶴ヶ城には滞在時間は90分ほどでしたが、茶室麟閣ではお茶もいただけるので、お城好きな方なら2時間以上いても飽きないと思います。
ここから私はハイカラさんで左回りルートを先へ進みますが、城から会津若松駅に帰る場合は反対方向のあかべぇに乗ればよいです。鶴ヶ城入り口のバス停でハイカラさんを待っているときに観光客とおぼしき方から「会津若松駅に行きたいがどっちに乗ればよいか」と聞かれてそう答えたのですが、需要があるのかもしれないのでここにも書いておきます。
御薬園
ハイカラさんにのって御薬園に到着です。薬草園と日本庭園の複合施設?です。抹茶付きの入場券(850円)を購入しました。お茶をいただける建物内の柱には刀傷が残ってありました。お茶受けのごま羊羹が美味しかったです。
庭園内を1周、薬草園とお土産さんを見て滞在時間は60分ほどでした。お土産屋さんではお茶の試飲もできます。
飯盛山・さざえ堂
ハイカラさんで飯盛山下に移動します。飯盛山は白虎隊自陣の地として知られており、また山には螺旋構造のさざえ堂もあります。低いとはいえ「山」なので階段をかなり上るようですが、動く歩道ならぬ「動く坂道」があるので有料ですがそちらを使いました。「動く坂道」は周遊バスの1日乗車券で20円引きの230円になります。山上の休憩所にはアイスクリームなども売っています。
白虎隊のお墓からは鶴ヶ城も見えますが、思ったよりも小さく見えました。
白虎隊の墓から少し階段を引き返して脇道に進んだところにさざえ堂があります(休憩所から見えます)。さざえ堂は上りと下りの2重螺旋構造になっていて、入り口から上りルートを進んでいって天辺まで行くとそのまま下りルートに入り出口まで誰ともすれ違いません。中にはお札が大量に貼ってあり、独特な雰囲気があります。
昼食 喜多方ラーメン&ソースカツどん
飯盛山下バス停近くの會津幸泉小法師さんで昼食です。この日2回目の通常サイズの喜多方ラーメンにミ二のソースカツ丼がついている小法師セットを注文しました。喜多方ラーメンは醤油ベースであっさりしていて食べやすいとはいえ、朝食のあとに桃シャーベットとごま羊羹も食べているので、お腹一杯になりました。小食の方には少し多いかもしれません。
散策終了
飯盛山の滞在時間は昼食含めて2時間ほどでした。ハイカラさんに乗って10分で会津若松駅に到着です。この時点で14時頃でした。
会津若松から新幹線発着駅の郡山は普通列車で80分ほどなのですが、この日は線路からの発煙でダイヤがまた乱れたため、14:20発予定の列車が16:20頃に郡山に到着しました。17時の新幹線で東京に向かい、今回の旅行は終了です。
さいごに
会津若松は鶴ヶ城は見応えがあるし、周遊バスが左回りと右回りでそれぞれ30分毎に走っていて散策しやすいし、旅行慣れしていない人にもおすすめしやすい街だと思いました。今回いけませんでしたが、周遊バスの範囲内の阿弥陀寺には鶴ヶ城の御三階と呼ばれる実際は四階建ての建物が運ばれて現存しており、また武家屋敷や東山温泉といった名所もまだまだあります。周辺には猪苗代湖や裏磐梯などもありますし、お城以外を目的にもう一度行ったとしても楽しめそうと思える良いところでした。
ただ、磐越西線が2日いて2日とも遅れていたのですが、いつもこんな感じだと電車を使う方は大変でしょうね