上杉謙信公の居城「春日山城」目当てで新潟に行った話(1日目)

2024年6月1日から1泊2日で上越市と新潟市(+新発田市)に行ってきました。今回、春日山城、高田城、新発田城に行く予定ですが、一番のお目当てはやはり春日山城です。

準備

土日旅行で新幹線の30%割引は早々に売り切れているため、乗車券としては週末パスを使います。東京⇒新潟、東京⇒上越妙高はどちらも乗車券代だけで片道5000円を超えるので、往復と県内での移動を考えると週末パス8,880円で自宅最寄り駅から旅行先まで乗り放題になるのは大変安心・お得です。第3セクターのえちごトキめき鉄道でも使えます。

春日山城アクセス

東京⇒上越妙高⇒春日山⇒徒歩

新幹線で上越妙高に移動しホテルに荷物を預けた後、春日山駅にえちごトキめき鉄道で向かいました。駅からは徒歩です。なお、直江津方面や高田方面からも春日山城近くまでバスで行けるのですが、本数が少ないのと春日山城と100名城スタンプ設置場所の春日山城ものがたり館は少し離れているので、両方バスで行くわけにもいかず結局それなりに歩くことになります。遠方から行った場合でもレンタカー推奨かもしれません。駅からものがたり館まで徒歩20分、春日山神社までさらに徒歩25分程度でした。なお、ものがたり館の前には春日山城史跡広場もあり土塁や堀も見られるので、スタンプ目当てでなくとも立ち寄る価値はあります。

春日山城散策

ものがたり館から25分ほど歩き春日山神社に移動します。春日山神社の御祭神は上杉謙信公、鳥居の脇に謙信公の小さ目の像があるのと、少し離れた場所に写真などでよく見る「天と地と」の際に立てられた謙信公の像があります。なお、埋蔵文化財センターと上越妙高駅にも謙信公の像があり、他にもあるようなので謙信公の像を巡る旅も楽しいかもしれません。

神社近くのお土産屋さんで謙信公と直江兼続のグッズを買い、本丸に移動します。銅像の脇から出発し、三の丸、本丸、二の丸、毘沙門堂で神社に戻るというルートにしました。

難攻不落の山城というイメージですが、道は整備が行き届いており、大変歩きやすいです。車で春日山神社近くまで来られれば、足が弱い人以外はハイキング気分で楽しめると思います。

途中には重臣や上杉一門の屋敷もありました。

十分に楽しんだ後駅に戻ります。春日山駅に着いたのは朝9時でしたが、休憩と昼食、電車までの時間調整で駅近くのCocosに入ったのが12時なので3時間近く歩き回っていたことになります。行っていない場所もまだあることを考えると、5時間コースでもよいかもしれません。

高田城アクセス

春日山駅から高田駅は1駅で、駅からは25分ほどで城まで歩けます。春日山城付近のバス停から高田城址公園までバスが出ているので、それに乗れると便利ですが本数は少ないです。

高田城散策

高田城は桜の名所らしいですが、この時期に行っても松本城のように堀に囲まれている姿が絵になる美しい城でした。

夕食

上越妙高のスーパーホテルにチェックインし、大浴場に入った後、近くの尊美さんというお店で夕食です。地元食材の料理がどれも美味しく、日本酒も豊富で大変満足できました。入店と同時に入りましたが後から予約なしで来たお客さんは断られていたため、予約必須のようです。旅行中はその場の思いつきで時間の使い方を変えたいので、普段は夕食の時間は決めないのですが今度から予約するようにします。

さいごに

佐渡の塩と日本酒のソフトクリームをホテル横のお土産屋さんで食べて1日目終了です。春日山城は一度は行ってみたい城だったので今回念願かなって良かったのですが、印象としては思ったよりも道が整備されていて歩きやすく、地元の方々が城跡を大切にされているのを感じました。

2日目は雨予想のため、ゆったり目の行程で新発田城に行った後は帰りの新幹線まで新潟駅近くをぶらぶらする予定です。